昨日は社会人講話プログラムで、FUDINO ATELIER藤野 隆さんにお出でいただきました。
藤野さんは、脳梗塞にて右片麻痺・失語症の障害を持ちながら「片手で出来る革細工」の工夫を重ねられ、現在は皮職人として活躍されています。
福岡県福津市津屋崎にある革工房にて、革製品の制作や最近は革を用いたアート作品の制作にも取り組んでいらっしゃいます。
講話では前半は藤野さんが若い頃より身体の病と闘ってこられたこと、多忙なお仕事の中で脳梗塞を発症されたこと、リハビリを経て退院後の職場復帰での困難、片手で出来る工夫を重ねて革職人として仕事をされていることなどをテーマにお話しいただきました。
後半は脳梗塞以前より 取り組まれている(約20年!)「九州一周歩き」親友とともに挑戦した「アメリカ大陸横断」についてお話をいただきました。
たくさんの病と闘ってこられたことは決して簡単な道のりでは無いと思います。講話後の感想では「挑戦が素晴らしいと感じた」「またぜひお話を聞きたい」といった声が聞かれました。
苦難を乗り越えて、前向きに挑戦を続けている藤野さんの姿に力をいただき、私たちも一歩ずつ進んでいきたいと思います。
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