April 29, 2018
本日は阿蘇小国より一般社団法人TAO塾代表 波多野毅さま、Native Foods代表天野朋子さまにお越しいただき、「もう一つのいのちの授業見方を変えれば世界が変わる」をテーマに貴重なお話をお聞かせいただきました。
授業は「命」という漢字から始まりました。いのちの「ち」は血であり、土の「ち」。土地に食べ物が育まれ、私たちの生命につながるという医食農同源の考えを学びました。現在では日本の食事も欧米化していますが、元々日本の伝統食には健康になるための智恵が沢山詰まっているそうです。社会が便利になるにつれ、私たちが失ったものに、再度目を向ける大切さを教えていただきました。
波多野さまがこのような視点を持つきっかけとなったのは、最愛のおばあちゃんを亡くされた事だったそうです。人生の苦難に向かい合うことで大切な気づきを得て、新たな視野が開ける。病や障がいと向き合う利用者の皆さんにも力強いエールをいただきました。深く、楽しく、あっという間の2時間でした。波多野さま、天野さま本当にありがとうございました！
熊本市にあるココロの学校「オルタナ」は、うつ病や統合失調症、パニック障害、発達障害などの心の病（精神疾患）を抱えている方を対象とした就労移行支援事業所です。障がいのある方の就労支援、就職をサポートしています。相談も受け付けております。